リクルートテクノロジーズ メンバーズブログ  JSConf EU2019参加レポート

JSConf EU2019参加レポート

こんにちは!リクルートテクノロジーズ フロントエンドエンジニアの髙橋知成です。普段はAirシフトというプロダクトでReact x ReduxをベースとしたSPAのエンハンス開発に従事しています。

今回は、2019年6月1, 2日にベルリンで開かれたJavaScriptのカンファレンス「JSConf EU 2019」にリクルートテクノロジーズのメンバー3人が参加したので、当日の雰囲気と内容をお伝えできればと思います。

JSConf EUとは

今回で10年目となる、世界最大規模のJavaScriptカンファレンスです。

過去にはこの場で、Node.jsやTypeScriptが発表されたりしました。今回はJavaScriptの新しいパッケージレジストリー「Entropic」が発表され会場は大いに盛り上がりました。

ちなみにJSConf EUとしては今年で一区切りし、来年の開催はひとまずおやすみとのことです。

なぜJSConf EUに参加したのか

私は海外テックカンファレンスへ参加するのが今回初めてだったのですが、

  • JavaScriptのトップレベルエンジニア達のトークから生の情報を得たい
  • 懇親会などで日本以外での開発について話を聞いてみたい

・・・といった理由があり、思い切って参加を決めました。

実際どうだった?

今まで参加したテックカンファレンスの中では、群を抜いて大きく華やかなイベントです。さすが世界最大規模のJavaScriptカンファレンスといった感じでした。

個人的にとても印象的だったのは、世界各地から参加者が集めるイベントのため、あちこちでダイバーシティーに対しての配慮が感じられたことです。例えば、参加者には会場内で食事が提供されるのですが、すべてヴィーガン料理であったり、マイノリティーの人々のための交流スペースが用意されていたりしていました。そうして様子を通じて、日本のカンファレンスでは知ることができなかった学びがありました。

ヴィーガンの方を考慮した食事

また、スピーカーとの距離がとても近い点も印象に残りました。

私は、アプリケーションのパフォーマンスに関するトークのタイミングで、スピーカーの方に対し、業務上のパフォーマンス施策について意見を聞いてみようと準備をしていました。登壇後スピーカーの方は、会場内にとどまって他のトークなどを聞いたりしており交流できる機会がたくさんあったので、その場で捕まえてディスカッションすることができました。実を言うと、それまで英語で技術について話す機会が皆無だったため、聞きたいことを理解してもらうのに時間がかかってしまいました。それでもスピーカーの方は、嫌な顔ひとつせずに対応してくれました。

2日間とも、日中のトークが終わった後は同じ会場でネットワーキングパーティが開かれました。ほとんどの参加者が夕食を兼ねて会場に残っていたので、「どんなサービスを作っているの?」「どんな開発をしているの?」など、日本人以外の開発者の方々と様々なことを話し、交流できる機会がたくさんありました。

 

ネットワーキングパーティの様子

トークについて

会場内には2つのステージが用意されており、2日間に渡って48のトークが行われました。

ゴリゴリの技術についてのトークがメインかと思っていましたが、WebAssemblyについてのトークからはじまり、「みんなにとってのWeb」をどうやって作っていくかについてや、中には「多面体の魅力を世界に広めるために10年やってきたこと」など、様々なテーマでのトークがありました。トーク以外にも、TC39コミッティーによるパネルディスカッションやMozillaによるワークショップなどが行われていました。

注目トーク

個人的に注目したトークはHoussein Djirdeh氏による「Performance Empathy」です。

開発のプロセスの中で後回しにされがちな、パフォーマンスについてのトークでした。パフォーマンスバジェットによるパフォーマンスマネージメントの方法や、パフォーマンスに関する具体的な知識収集の場としてweb.devやパフォーマンス関連のツールやAPIが紹介されてしまいた。

先日、このトークについての報告をNode学園34時限目で行いました。下記がその際の発表資料になります。

またそこでは、私と一緒にカンファレンスに参加した当社メンバーも参加報告を行いました。Node学園34時限目の内容は#tng34に発表資料が上がっていますので、興味のある方は見てみてください。

また、JSConf EUのすべてのトークはこちら公開されていますので、ぜひチェックしてみてください!

まとめ

世界トップレベルの開発者のトークを聞けるだけでなく、直接スピーカーの人と話すことでリアルな知見を獲得できるのが、海外カンファレンス参加の大きなメリットのひとつだと感じました。

今後は、参加で得られた知見を職場に共有するとともに、自分もスピーカーとして参加できるようチャレンジしていきたいと思います!

appendix

JSConf JPが開催されます!

JSConf EUは今年で一区切りとなってしまいました。しかし、今年11月30日〜12月1日に東京にて第1回JSConf JPが開催されます。CFPは2019年8月30日までこちらで受け付けられているようですので、ぜひチェックしてみてください!